統一地方選挙政策アンケート結果一覧(簗川ダム建設事業)

アンケート実施者:簗川のダムと自然を考える市民ネットワーク
公開日:平成19年3月19日



岩手県知事予定候補者


Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 記入なし

Q:その理由やご意見をお書きください。
治水(北上川全域)計画、盛岡・矢巾の水道水確保は、大事であり、特に本年のように少雪・異常気象等を想定すれば、かんがい用水・飲料水を含め全体の調節機能として必要であります。

(共産)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 (1)中止する

Q:その理由やご意見をお書きください。
 まず、これまでの貴組織の活動に敬意を表します。
 簗川ダム建設事業は中止すべきです。その理由については、アンケートに記述されています貴組織のご意見に賛同できるからです。国道106号線の付け替え工事については、県民の要求を聞いてすすめます。
 県財政は1兆4千億円、県民一人あたり105万円の借金を抱えています。その原因にはムダと不要不急な大型開発があります。簗川ダムと同様に、津付ダム建設事業(164億円)は中止すべきです。
 これまでの県の姿勢は、先にダムありきといういうものです。そのため、簗川流域懇談会の委員の選任では広く専門家の協力や住民からの意見を聞く構成にならなかったという問題があります。今後、審議会等を設置する際にその構成員の選任や運営等については県民の声に十分応えられるように改善がもとめられていると考えます。
 ダムに頼らない総合治水対策については、県として、今後その実施に向けた検討を早急にすすめ、地域住民の不安を解消するための努力を行い 今後、開発事業にあたっては、貴重な自然環境を守る立場を尊重してすすめます。


Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 (2)一時凍結再検討
 (3)道路事業は継続するがダム本体建設は一時凍結する

Q:その理由やご意見をお書きください。
 簗川ダムが本当にひつようか、いらないか、盛岡周辺の環境問題、自然環境、財政問題、前に決めたからなんでもやると言う役所の考え方は今から改めなければならないし、多数決で決めるだけでなく、少数の考え方も聞く耳を持たないと(いけないと)いうことでこの問題を改めて決めたいと、思います。1兆6千億の赤字はどんどん増えると思う。今の県の支払いで行くと150年かかると私は見ています。無駄なお金は使わずまだまだ使う所は有ると思います。私は今度こそ役人、知事、県議会の給料払いすぎもらいすぎ、を直し財政改革します。知事のボーナス、退職金廃止、給料半額、自らやり、県議会議員、役人も変えて行きます。


 本人からの回答なし
 選挙事務所から
 「熱心な県民の皆さんから外にもいっぱいアンケートが来ているが、すべてお断りしている」という返事をいただいた。


 出馬表明がアンケート後であったため、回答なし。


岩手県議員予定候補者

<盛岡選挙区>


(社民)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 (4)事業継続

Q:その理由やご意見をお書きください。
 簗川ダムは、河川流域の治水対策を主な目的として事業が進められ、盛岡市と矢巾町が水道用水の確保を目的として利水参加をしています。流域の被害は平成14年の台風6号以来ありませんが、過去にも何度か起きており必要であると思います。また、将来にわたって安定した水道事業を運営していくため、いかなる状況にも対応できる水源として盛岡市周辺で開発可能な最後のダムとして事業が展開されています。
 近年の社会経済状況の変化に伴う人口及び水需要の伸びの鈍化傾向や、財政状況を考え利水量を4300立方メートルに減量し、事業費も見直しにより減額されたことは妥当であると思います。
 自然環境維持については毎年調査している報告がありますが、今後とも事業を進めるにあたり最大限の配慮をしながら進めるべきであると考えます。

(民主)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(3)道路事業継続するがダム本体の建設は一時凍結する

Q:その理由やご意見をお書きください。
 コメントなし

(自民)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(5)その他

Q:その理由やご意見をお書きください。
 3年前、谷藤市町当選直後(1)などと、これからは水もリサイクルの時代という提言を市議会で行い、市町は水量の変更などを進めると約束し、その方向で進めてくださいました。その後の皆さんの活動もお知らせ頂きながら、今後を考えたいと思っております。
 2年前、ダム撤去国際会議(長野県)に参加し、大変参考になりました。天野礼子さんとも連携し、情報も頂いていました。今後ともよろしくお願い致します。

(共産)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(1)中止する

Q:その理由やご意見をお書きください。
 簗川ダムは、簗川・根田茂川の特性から自然に洪水を調節しており、全体として堀込み河道であることから必要ありません。人口が密集する下流部の堤防強化で対応すべきです。また、貴重な自然環境の破壊ともなります。不要不急のムダ使いでもあります。
 付け替え道路工事は、106号の改修ともなる工事であり、すでに8割以上進んでいることから道路事業として進めることが必要です。
 ダム事業は、先にダムありきで進められた住民不在のやり方でした。

(公明)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(4)事業継続

Q:その理由やご意見をお書きください。
 1.水の量的確保、質的保証は行政の最大の責務のひとつであると考える。現在は問題なしとしながらも、将来の万が一のために対策を講じていくことは重要である。
 1.水量を確保するため満々と貯えなければならない一方で、洪水対策のためには大水が出た場合のために空けておかなければならないという、矛盾した目的を承知したうえでのダム建設であり、悩ましい。規模を大きくしてもこれは解決するものではないが、このことを理解しながらもダムは建設しなければならなかった。
 便利な生活を、皆が求めることの代償であろうか?やむをえないと考えます。

(民主)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(4)事業継続

Q:その理由やご意見をお書きください。
 当初の計画を縮小したものと理解しています。
 ただ、平成13年8月22日に県公共事業評価委員会の意見書にもあるように、再評価・検証をしながら進めていくべきと考えます。見直しの必要が生じた時は、事業計画にきちんと反映させるべきと考えます。
 特にも、自然環境への配慮は重要です。

(無)
Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
選択なし

Q:その理由やご意見をお書きください。
 簗川ダムについては、治水・利水・発電の三点から当初計画が始まり、事業化決定の後に計画変更も伴いつつ、これまで事業が進んできたものと理解しています。貴会の御意見の(1)(2)(3)(4)については、理由、根拠が明示されていないことから、その是否を県当局案のものと比較するこよって回答については留保致しますので悪しからずご了承下さい。

(自民)
(自民)
(無所属)
(民主)
(社民)


<紫波選挙区>


Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(4)事業継続

Q:その理由やご意見をお書きください。
 簗川ダム建設事業には種々御意見のあるところでありますが、矢巾町は同ダムの利水計画に参画し事業費負担を行って来た経緯があります。
 矢巾町では現状において量的な不安は無いものの、全て地下水に依存している中にあって、将来にわたり、懸念が無いと断言できないところもあります。
 従って規模が縮小されたとは言え、将来貴重な水源として利活用できれば、町民に取って水に対する不安が解消されることから、事業継続が必要と考えます。


Q:簗川ダム建設事業をどうすべきだと思われますか?
 
(3)道路事業継続、ダム本体一時凍結

Q:その理由やご意見をお書きください。
 紫波町においては、簗川ダムの水は必要としないとされ、十分な検討資料を持ち合わせていないので、ダム本体建設についての答えは現時点では明確にできません。
しかし、道路事業については既に多大な費用を投入しており、又、沿岸地域の振興の為にも継続すべきと考えます。


 回答なし






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