河第62号 平成18年5月8日 |
簗川のダムと自然を考える市民ネットワーク 代表世話人 八幡 つぐ子様 |
岩手県知事 増田 寛也 |
簗川ダム建設事業における基本高水流量の精査に関する申入書について(回答) 平成18年4月25日付けで文書にて申し入れのあったことについて、下記のとおりお答えします。 |
記 |
1 岩手県は、専門委員会における審議の主旨に則り、基本高水流量を精査するための専門委員会を設置し、その審議を住民に公開すること。 (回答) 岩手県大機ご事業評価専門委員会の首藤委員長(当時)と協議の結果、県が行っている基本高水流量の決定手法は最新の河川砂防技術基準に照らしても妥当であること、基本高水流量780m3/sについては県内の他の河川と比較しても概ね妥当であること、さらに簗川流域懇談会治水小委員会で相当の議論を重ねていることを考慮し、新たな委員会を設置せず、簗川の治水計画に関わりの深い河川工学の専門家である首藤、堺両教授から指導を得ながら、県が基本高水流量の精査を行うこととしました。 2 仮に新たな委員会を設置しない場合でも、河川工学の専門家による確認にあたっては、住民の参加と公開のもとでこれを行い、住民に意見表明の機会を与えることを予備的に要望します。 (回答) 基本高水流量にかかる追加検討をおおむね平成18年6月を目途に行い、検討結果をわかりやすくまとめ、簗川ダムのホームページ等で公表するとともに、必要に応じて流域住民等の皆様に直接説明する機会を設け、その際に意見をいただくこととしています。 なお、詳しくは、簗川ダムのホームページに掲載している「大規模事業評価専門委員会からの簗川ダム建設事業の答申における付帯意見について」をご覧願います。 担当:県土下線部河川課 河川開発担当課長 水野 TeL019-629-5905 |
会見の内容(質疑応答) |